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[クルーガーヘッドライト 前期から後期型へ]

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前期型

後期型
引用元:トヨタ電子技術マニュアルから転載です.
まずは部品の入手です.
左はヘッドランプ周辺の部品構成図です.
前期,後期共にディスチャージモデルです.
バラスト,バルブは共通のようです.
購入したのは以下です.価格は税別です.
  • ヘッドランプユニット右(品名:81135,品番:81145-48290,\44,400)
  • ヘッドランプユニット左(品名:81175,品番:81185-48290,\44,400)
  • ヘッドランプコード2本(品名:81125,品番:81125-48290,\1,560*2=\3,120)
  • ヘッドランプカバー2個(品名:81189,品番:90075-67004,\760*2=\1,520)
  • ネジ8本(品番:90075-02727,\50*8=\400)
なお,前期型のヘッドランプユニットは\53,400(品番:81170-48160<左>,81130-48160<右>)で後期型よりも高いです.
さらにディスチャージで無い前期型ユニットならば\32,700(品番:81170-48140<左>,81130-48140<右>)と安いです.
ちなみに,ディスチャージで無い後期型ユニットは\27,300(品番:81170-48270<左>,81130-48270<右>)です.

購入はトヨタ部品共販静岡浜松北営業所で行いました.
何回か足を運びましたが,愛想のいい人と悪い人との差が激しいです.
共販は基本的には部品の販売のみで,相談を行う場所ではないので仕方ないですが..
私が上記発注を行った際には,とても親切な方に当たり,前期後期の互換性などを丁寧に調べてくれました.

届いた部品です.
なお,取り寄せ扱いであり,入荷まで4日ほどかかりました.
さて,作業に入ります.
私のクルーガーには,純正エアロ(WILD SPORTS PACKAGE)のスポイラーとスポーツグリルがついています.
バンパーを丸ごと取ることになるので,万が一に備えてクッション材を下に引いて,準備を整えます.
これが今回交換対象となる前期型のヘッドランプユニットです.
このレンズ表面の黄ばみが気になるのです.
まぁ,年式が古くなる車の宿命です.
黄ばみ防止に技術力を注いで新たな材質を開発することは可能なのでしょうけど,
車メーカー的には,適度に車を買い替えて欲しいので,この技術開発には投資はしないでしょうね(笑)
買い替えタイマーです.



ボンネットを開けて,まずはグリルを外します.
図のようにクリップとツメA,Bとで止っています.
クリップはクリップヘッドをマイナスドライバーで浮かせて抜きます.
ツメは少し力を入れて引き抜きます.
なお,ツメBはヘッドライトと結合してますので,その辺りに神経を集中しながら引き抜きます.
力を入れすぎると割れます.神経の集中具合は重要です.




グリルが取れた様子です.
次はバンパー(バンパーとフロントスポイラーは一体となってます)を外します.
赤丸印のボルトを外します.
バンパーの下と,フロントフェンダーをめくったところとフロントスポイラーの箇所です.
軽いですが一人での作業は困難を伴います.
また,バンパーを外す際には,一番下の写真のようにフォグランプのコネクタを外すことを忘れないようにして下さい.

外れました.
なお,ヘッドランプユニットの下にバンパーとの結合クリップがありますので,
無くさないようにしましょう. 左右で4個あります.

次にいよいよヘッドランプユニットを外します.
ヘッドランプに繋がれているコネクタ類はすべて外しておきます. 赤丸のボルトを外します.
ピンク矢印の箇所にクリップで止ってます.
力をいれて手前に引き抜きます.
 
外しました.
ここまでくると乗れませんので,急いで後期ヘッドランプユニットの準備に取り掛かります.

取り外した前期ヘッドライトユニットです.

購入した後期ヘッドライトユニットです.
輝きが違います.
今から,前期ヘッドライトユニット内の共用部品をつけ返します.

まずは,ディスチャージのバルブを取ります.
灰色の蓋を背面矢印に従ってとります.硬いですが回せます. バルブに接続されているコネクタ背面の矢印に従い,とります.
また,ハイビーム側も同様にゴムキャップを取り,バルブに刺さっているコネクタも抜きます.


次にバラストを取り出します.
底にボックスがあり,そこに収納されています.
ネジを取り,蓋をあけ,抜き出します.
この時のネジは再利用しますので取っておきます.
ディチャージに伸びていたケーブルも一緒に抜き出します.
なお,このケーブルは頭デッカチで中々すり抜けてきませんが,すり抜け箇所を探っているとそのうち抜けます.
一番下の赤い四角の部分は使用しません.シルバーのバラストのみを使用します.
(赤い四角の部分も壊してケーブルを流用することも可能らしいですが,私は共販で買いました.)

後期型へと取り付けていきます.
まずは,先程外したバラストを取り付けます.
後期型では底に貼り付ける形になります.

共販で買ったヘッドランプケーブルを後期型ヘッドランプユニットに取り付けます.
さらに,中を通したケーブルに,先程取り外したバラストを取り付けます.
また,ハイビーム側にもケーブルを出します.
同時に,バラストから伸びたディスチャージまでのケーブルもユニット内を通します.
外した時同様に硬く通りづらいです.

バラストは前期型を解体した時に取っておいたネジを再利用し固定します.
また,バラストは共販で購入したヘッドランプカバーを使用して蓋をします.
なお,この蓋は同じく共販で購入したネジ4本でとめます.

最後に,前期型から取り外したディスチャージとハイビームのバルブ,さらにポジショニングランプを取り付け,コネクタも刺します.
さらに,これまた前期型から取り外したバルブカバー(ディチャージ側:灰色,ハイビーム側:黒色ゴムキャップ)を取り付けます.
これで後期型ヘッドランプユニットの準備は完了.
前期型を取り外した際の逆の手順で後期型を取り付けて行きます.
そして完成です.
所要時間は3時間程度でしょうか.
なお,光軸は大きくはズレてませんが念のためディーラで調整する必要があります.

DIYはご自分の責任の範囲内で楽しんでください.当ページ管理人は責任を負いかねますので予めご了承ください.

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