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[エアコンパネル青色LED化]

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まずは,パネルを解体します.
赤丸のところにクリップがあります.
内装はがし,あるいは指で丁寧に引っ張ります.
パネルをはずすと六角のネジが現れます(赤丸).
これをはずします.

はずすとエアコン・オーディオ部ががっさり外れます.
裏にコネクタが複数あるので,忘れずにそれも抜き,ユニットを取り外します.
続いて,ひたすらばらします.
ユニットの側面にネジがあります(赤丸).
双方あわせて4個所あります.
このネジを取り,オーディオ部を取り外します.
裏返すとネジが8個所あります.
これを外し,裏蓋を開けます.
開ける時は,ゆっくりとそぉーと開けます.
裏蓋を開けると基盤が現れます.
作業性を高めるために,裏蓋側の基盤を取り外します.
赤丸のネジを外せば,基盤を外すことができます.
この基盤上に照明バルブの台座が装着されています.
茶色台座(赤丸)は,エアコン液晶部のバックライト用.
緑台座(青丸)は,スイッチやダイアル部のバックライト用です.

今回は,LED化を行うわけですが,LEDには極性(+,-)があります.
基板上では,図に記入した様になってます.
(図が小さくて見にくい場合は,コチラに拡大図があります.)
この極性にあわせて作成します.
今から台座を外します.
台座は,左に回すとロックが外れ取り外すことが可能です.

※この基盤上には黄色丸で記したバルブ台座も装着されており,交換が可能と思われます.私は,純正のままでOKでしたので,交換しませんでした.
これが基盤から取り外したバルブの台座です.
ムギ球に緑色のキャップが被されています.
このムギ球の足が,台座へと巻かれ固定されています.
台座へと巻かれているムギ球の足をほどき,分解します.
左図は,分解した部品と,今回使用するLEDと定電流ダイオード(CRD)です.
ここで,部品の紹介.
今回使用した部品は,
  • AVAGO社製 青色LED
    品番:HLMP-CB15
    砲弾型 直径5mm
    指向性:15度
    輝度:3200mcd
  • 定電流ダイオード(CRD)
    品番:E-153
    電流値:15mA
  • 拡散キャップ
    5mm砲弾用
なお,拡散キャップについては,輝度の低下を懸念し,拡散が必要な部分(照射にムラが生じては困る部分)のみに使用しました.つまり,液晶のバックライト部の茶色台座(赤丸)の2個所のみに使用しました.

続いて,台座にムギ球の代わりにLEDを装着していきます.
LEDは指向性が強く,正面は輝度が強い照射がされ,正面から離れるにつれ急激に照射が弱まります.
ということで,光の拡散対策をします.
砲弾型のレンズ部をカットし,平らにします.
私は,ニッパーで切りました.
※切り過ぎ注意です.
LEDには極性があります.
長い方が+です.
また,LEDに負荷できる電圧と電流が決まっています.
今回は,電流値を制限します.定電流ダイオード(CRD)を使います.
ダイオードにも極性があります.
左図のように直列に接続し,両端を台座に巻きつけるようにします.
完成したのが左です.とても綺麗とはいえませんが...
LEDとCRDははんだ付けをしました.
また,配線が密な部分はショートを防ぐためホットボンドで絶縁処理をしました.

このようなムギ球からLEDへの台座の交換を,交換をしたいバルブ個数分,行います.
台座が完成したら,エアコンの基盤に装着します.
このとき,極性(+/-)に注意してください.
エアコンユニットを解体した手順とは,逆の手順で組み立てます.

左が完成写真です.
オーディオ部が純正の色,エアコン部が今回交換した青色LEDです.
オーディオ部と比較すると,ボタン部,ダイヤル部の照度が少し劣ります.しかし,液晶部の照度は十分です.

エアコン部が青色,オーディオ部が緑色で確かにアンバランスですが,近々,オーディオを交換するのでそれまでは我慢です.


[追記] 2008.10.12
エアコン操作パネルの上側の時計の部分も白色LED化しました.
メータパネルとよく似た色調になります.


DIYはご自分の責任の範囲内で楽しんでください.当ページ管理人は責任を負いかねますので予めご了承ください.

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